ケアテック・イノベーション・コンテスト2025。募集期間:2025年11月14日(金)~2026年1月16日(金)。年齢不問(小学生以上)。主催:一般財団法人 篠原欣子記念財団。

小学生から研究者、スタートアップシードステージまで

あらゆるケアの未来を変えるアイディアを

ケアテック・イノベーション・コンテスト(主催:しのはら財団、後援:厚生労働省)は、“ケア”を介護だけでなく、障害者支援や学習支援、ヤングケアラーのサポートなども含めて広くとらえ、社会のさまざまな課題に挑む場です。小学生から研究者まで、誰もが応募できます。アイディアでもプロトタイプでも構いません。自由な発想や技術のひらめきが、誰かの毎日を少し楽にしたり、笑顔を増やしたりするかもしれません。このコンテストは、その一歩を形にするための舞台です。あなたのひらめきが、未来のケアを変えるきっかけになります。

このコンテストには、2つの部門があります。
1つは、実際に形にした試作品を応募する「プロトタイプ部門」。
もう1つは、まだ形にはなっていなくても、自由な発想や新しい切り口を応募できる「アイディア部門」。
言いかえれば、「作って試してみたい人」と「まずは考えや想いを伝えたい人」、どちらも参加できるのが特徴です。

さらに、各部門の中でも年代毎に応募カテゴリーが分かれています。
小・中学生が高校生部門に、高校生が大学生・一般部門に挑戦することも可能です。
個人でもチームでも、ご自身に合う部門・カテゴリーでご参加ください。

  • プロトタイプ部門

    • 小・中学生部門
    • 高校生部門
    • 大学生・一般部門
  • アイディア部門

    • 小・中学生部門
    • 高校生部門
    • 大学生・一般部門

応募専用サイトが表示されます。登録をしてご応募ください。

Message

ケア現場の課題例

ケアの現場は幅広く、多くの課題を抱えています。

  • 高齢者介護

    日本の高齢化率は
    29.3%※1
  • ヤングケアラー
    支援

    中学2年生のうち
    5.7%が※2
    ヤングケアラー
  • 障がい者支援

    障害のある人
    1,160万人※3
  • 産前・産後支援

    産後1ヵ月の時点で
    13.7%の女性が※4
    うつ病
  • 災害時の
    持続的支援

    被災して1年経過後も
    9,390世帯が※5
    仮設住宅に入居
  • 教育支援

    通常35人学級のうち
    3人程度が特別な※6
    教育的支援が必要
  • 子育ての
    担い手支援

    放課後学童登録者は
    160万人※7

ケアとは、特別なことではなく身近にあるものです。
人手不足や心身の負担、支援範囲の増大といった現状に対し、AIやロボット、アプリなどのテクノロジーの活用が大きな力となる可能性を秘めています。

その想い技術、誰かのために使ってみませんか?

あなたのアイデアが形になれば、ケアする人・される人双方のウェルビーイングを高め、未来の社会を変える一歩となります。

財団からのメッセージ

プロジェクトマネージャー田村孝子の写真

プロジェクトマネージャー

田村孝子

あなたの半径5メートルにある「ちょっと困った」を、いっしょに変えてみませんか。

暮らしの中で感じた小さな不便や、家族を思うやさしい工夫、学びや仕事の中でふと生まれた発想——そのどれもが社会を少し良くする種になります。

エンジニアでも、介護や子育てに関わる方でも、学生でも、肩書きは問いません。

あなたのまなざしが、誰かの笑顔につながるように。

その一歩を、私たちは心から応援しています。

About

私たちは、『人々の可能性や幸せ=Well-beingの最大化』をミッションに、みなさんと一緒に考え、議論し、ソリューションを提案します。奨学金・助成金・寄付による社会貢献事業はもちろん、AIやテクノロジーを駆使した社会インフラを共創する、新しい形の財団法人です。

詳細はこちら

Requirements

概要

試作品や実装、または成果物を応募対象とします。

助成金分類

大学生・一般:2,000 万円 2件 / 大学生・一般:500 万円 2件 / 大学生・一般:150 万円 2件 / 高校生:100 万円 2件 / 小・中学生:80 万円 3件

応募テーマ例

介護だけでなく、障害者支援、教育、心のケア(メンタルヘルス)などを含む幅広い「ケア」の領域から、社会的意義がありテクノロジーによる解決が期待できるテーマを自由に選んでください。
例えば、次のような課題領域が考えられます。下記はあくまで一例です。ケアされる方・する方にとって役立つものであれば、テーマは自由です。「こんな課題をテクノロジーで解決したい!」という熱意ある提案をお待ちしています。

・ヤングケアラー支援:家族の介護を担う子ども・若者(ヤングケアラー)をサポートする仕組みやツールの開発
(例:学業と介護の両立支援アプリ、相談コミュニティ等)

・居宅介護の負担軽減: 在宅で介護する家族やヘルパーの負担を減らす技術
(例:見守りセンサーやロボットによる自動介助、遠隔ケアシステム、介護記録のデジタル化ツール、使用済みおむつの減量化/臭いの低減)

・障害者の自立支援: 障害のある子どもたちの日常生活や学習を支えるテクノロジー
(例:コミュニケーション支援デバイス、リハビリ用ゲーム、特別支援教育アプリ)

…等

※上記は募集要項の一部です。必ず詳細を記載した募集要項PDFをご確認ください。

概要

まだ形になっていない発想を応募対象とします。

助成金分類

大学生・一般:100 万円 1件 / 大学生・一般:50 万円 5件 / 高校生:10 万円 5件 / 小・中学生:5 万円 5件

応募テーマ例

介護だけでなく、障害者支援、教育、心のケア(メンタルヘルス)などを含む幅広い「ケア」の領域から、社会的意義がありテクノロジーによる解決が期待できるテーマを自由に選んでください。アイディア部門では、とにかく「発想の面白さ」「着眼点の鋭さ」を重視します。課題の大小に関わらず、現場の声に耳を傾けたアイディア、他分野の知見を応用したアイディアなど、自由な発想をお待ちしています。以下に例を掲載しますので、アイディア発想の参考にしてください。

・ヤングケアラー支援:家族の介護を担う子どもや若者をサポートする発想
(例:学校生活と介護を両立しやすくする仕組み、同世代ケアラー同士の交流や相談を支えるアイディア)

・居宅介護の負担軽減:在宅介護を少しでも楽にする発想
(例:家族間でケア予定を共有するアプリ、簡単に記録を残せる仕組み、在宅介護で困る場面(買い物・排泄・夜間見守りなど)を工夫で解決するアイディア)

・障害児・障害者の自立支援:障害を持つ子どもや家族を支える発想
(例:コミュニケーションを助けるツール、リハビリを楽しく続けられる工夫、特別支援教育で役立つ教材やアプリのアイディア)

…等

※上記は募集要項の一部です。必ず詳細を記載した募集要項PDFをご確認ください。

Schedule

共通

20251114日(金)

募集開始

2026116日(金)23:59

締め切り

216日の週

一次審査結果通知

39日の週

二次審査結果通知

322日(日)13:00~

最終審査(プロトタイプのみ)・表彰式

京王プラザホテル(東京都新宿区西新宿)
懇親会:表彰式後に同会場で実施(16:30~)

プロトタイプ部門

助成期間:2026年3月22日~2027年3月31日(最長2027年9月30日まで延長可)

助成金振込:第1回=2026年3月下旬、第2回=2026年9月以降

フォローアップ開始:2026年4月~

キックオフイベント:2026年6月予定

報告書提出期限:2027年9月30日(※中間報告は随時あり)

アイディア部門

助成金振込:2026年4月下旬

報告書提出期限:2026年9月30日

  1. 1.Graain(グラーイン)で新規登録

    ※メールアドレスとパスワードの登録をしたうえで応募フォームに入力してください。

    ※新規ユーザー登録の際、法人名(所属先)が必須入力事項となっていますが、個人の場合は「個人」と入力してください。

  2. 2.必要事項・書類を提出

    ※提出内容の詳細は、以下の募集要項PDFでご確認ください。

Q&A